南アフリカでワインを作り始めたのが1659年ということなので、1688年創設というこのワイナリーの老舗ぷりがよくわかる。
ワイナリーは広大で、飲食店を併設し、広く観光客を集めている様子。
それだけ古く、かつ商売もメジャーにやっているのに、Plattersにはワインそれ自体の評価が載っていない(不思議)。
試飲した中でのおすすめワインは以下。
1)Viognier 2012 花の香り、ドライフルーツも連想。味は甘目、R130 (2013時点)は大変お得。
2)Syrah 2010 独特のハッカの鋭い香りは抑え目で、代わりにベリー系、しかも赤系の香りが強く、フルーティで飲みやすい。一方でシラー独特の骨太さはあまりない。R99(2013年)はコスパ満点。
3)ブレンド・Boet Erasmus 2010 Vrede en Lustのシグニチャーワイン。CS、メルロー、マルベックなどブレンド。重厚ではっかのようなすーっと鼻に抜ける強めの香り。ただし、味わうと角はなく、後味が長くタンニンも上質。
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